男性の脱毛症
脱毛症を気に病んでいる10代20代の男性は案外多いようです。
男性はもともと女性より頭髪が少なく、体の毛が濃い傾向があります。
男性ホルモンの作用なので、このこと自体はごく当然のことです。
また、年齢を重ねると髪の量が少なくなることはごく自然のことで、遺伝や体の状態をそうそう変えられはしません。
近年では、脱毛症になっている若い人が多いようです。
心の状態でも影響が大きい円形脱毛症は、一部の髪が抜けて地肌が露出するものです。
早期に医者に診てもらうことによって、症状が良くなることもあります。
男性が、年齢を重ねることで頭頂部の髪が減ったり、前髪の量が減ってしまうのは、誰にでもある普通のことです。
医学的には、老人性脱毛症といい、頭全体や全身の毛が次第に少なくなっていきます。
薬などの副作用で脱毛症になる場合もあります。
一部の抗がん剤はいい例で、投薬をやめれば髪もまた生え始めます。
脱毛症が年若い頃から出ると、周囲の目を気にしたり髪の抜けた部分のカムフラージュを考えたりと気になりがちです。
特にアジア人は欧米人に比べて、脱毛症に対してあたかも見た目がよくないような考えを持つ人が多く余計に気になる人も少なくありません。
脱毛症を気にする人が多い国民性からか、日本では脱毛症対策となる商売やサービスにとても熱心です。